主に銀魂の感想、たまに日常とか適当な感じ
銀さん誕生日おめでとー!
と、いうことで推敲全然してない小話です。書こう書こうと思って書き出したのが、昨日の9時からとか(笑)とりあえず10日中に上げられたので良かったです。
が、すっごくグダグダです。今回長さと相まってグダグダというよりはグズグズになってます。
それでもいいよという方は、下からどうぞー。
と、いうことで推敲全然してない小話です。書こう書こうと思って書き出したのが、昨日の9時からとか(笑)とりあえず10日中に上げられたので良かったです。
が、すっごくグダグダです。今回長さと相まってグダグダというよりはグズグズになってます。
それでもいいよという方は、下からどうぞー。
* * *
今日は10月10日。言うまでもなく俺の誕生日だ。この歳にもなって誕生日を嬉しいなんて思いやしないし、歳をとることにいいことなんてありゃしない。強いて言うならケーキを食べられることくらいだが、生憎そんな上等なもん買う前に、神楽や定春の飯代を工面しなきゃならねぇ。だから、誕生日なんてもんはどうでもいい。
けど……。
新八も神楽も「銀さん誕生日おめでとう」っていう一言がないつーのはどういうことだよ!
いや、銀さん大人だからね。別に誕生日なんて嬉しくないから。でも、あれだ。毎年言ってくれてるのに、今年だけ言われないつーのも気になるだろ。ホント別にどうでもいいんだけど、ケーキとかプレゼントとか期待してないし。一日普通に過ぎちゃって、もう夕飯も終わって新八もそろそろ帰りそうでハラハラしてるとかそんなこと全然ないし。
「あ、あの新八よー」
「はい?」
「きょ、今日って何日だっけー?」
「10日ですよ。それがどうかしましたか?」
「っ!!」
この野郎!知っててシカトしてやがるな?!
「銀ちゃん、今日がどうしたアルか?」
神楽、テメーもか!何、二人して銀さんの誕生日を祝わないってか。確かに最近ちょっと給料払わなかったりが続いたけど、それでも今月に入ってから幾らかは払っただろ。
「べっつにー!ホラ神楽は風呂入れよ。新八もさっさと帰れば」
「銀さん?」「銀ちゃん?」
「俺、先に寝るから」
不貞寝とかじゃないし。二人が困ったような顔をしたのが見えたけれど、今更引けもしないのでそのまま寝床に向かう。
「ごめんなさいー!」「ゴメンアル!」
二人に飛びつかれて、危うく床と顔面衝突しそうになった。なんとか回避したものの、踏ん張った足が痛い。向き直って危なかったじゃねぇかと言う前に、二人がしがみ付いて来た。
「銀ちゃん、怒ったアルか?」
「すいません。こんなつもりじゃなかったんです」
「あーいや、怒ってなんかねぇけどよ……銀さん寂しかったんだけど」
たぶん、これが一番の本音だ。
「僕たち銀さんの誕生日凄く祝いたかったんですよ?」
「そうヨ。本当は朝一番におめでとうって言いたかったネ」
「……言えばいいだろ」
「だって……私たち許してるけど許してないアルよ」
「は?」
「ピラ子さんの時、万事屋閉めるっていったでしょ?」
「いや!それは!」
「分かってます。分かってるけど、ショックだったんです」
「銀ちゃんが私たちを大事に思っててくれるのは分かるネ。だからこそだったっていうのも。でも、本当に悲しかったし悔しかったアル。銀ちゃんは私たちがいなくても平気なのかって」
「だから、ちょっと仕返しをしてやれって思って、銀さんの方から誕生日の話を振るまで、こっちからは絶対言わないって神楽ちゃんと決めたんです」
いや、それは違わなくね?とか思ったのだが、口に出せるはずもなく。
「銀さんだって、僕たちが銀さんの誕生日を祝わないなんて思わないでしょう?」
「そりゃあ、まあ」
そうでなけりゃ朝からそわそわしていない。
「でも、はっきりおめでとうって言ってほしかったんでしょう?」
「…………おう」
「それと同じで、僕たちも言って欲しい事あるんですよ。ね、神楽ちゃん?」
「そうヨ。いつも私たちに言わせてるのはズルイネ」
表情だけは可愛らしい子供そのものだが、完全に俺を追い詰めていて言わないという選択肢はどこにもない。
「銀さん?」「銀ちゃん?」
「あー、もう!あん時はスイマセンでした!これからも俺と一緒にいて下さい!これでいいかよコンチクショー!」
お前らの気持ちは分かるけど、この歳にもなってこんなこっ恥ずかしいこと言う身にもなってみろ!
「銀さん誕生日おめでとうございます!」
「銀ちゃん誕生日おめでとうネ!」
「神楽!痛い!分かったから離せ、骨折れるゥゥゥ!」
「あ、ゴメンアル」
骨折の危機を免れた俺はぐったりと座り込む。あれ、今日俺の誕生日だよな?何で俺こんな肉体的にも精神的に疲れてんの。言っておくが、自業自得という言葉は認めない。
「実はケーキをお登勢さんに預かってもらってるんです。皆で一緒に食べましょうか」
「マジでか。早く言えよそういうことは!」
「あ、内緒で食べちゃえば良かったアルな」
「オイ!」
「冗談ヨ。早く行くアル」
逃がすものかとばかりに両手をしっかりと掴まれ連行されているような状態だが、まあ今日は悪い気はしない。というか、離さないのは俺の方だ。
「新八神楽、ありがとう」
――これから先もずっとこうして繋がっていられますように。
『Happy Birthday!』
* * *
こんなに長くなる予定もかぶき町戦争編の流れを入れる予定も全然なかったんですけどねー。最初の方にギャグで行きく気満々の雰囲気があって、なんか可笑しなことになってますね。行き当たりばったりで書くからこうなるんだよ。まあ、これも銀魂っぽいってことで!(きっと違う)。
もう一回言う。銀さん誕生日おめでとう!
今日は10月10日。言うまでもなく俺の誕生日だ。この歳にもなって誕生日を嬉しいなんて思いやしないし、歳をとることにいいことなんてありゃしない。強いて言うならケーキを食べられることくらいだが、生憎そんな上等なもん買う前に、神楽や定春の飯代を工面しなきゃならねぇ。だから、誕生日なんてもんはどうでもいい。
けど……。
新八も神楽も「銀さん誕生日おめでとう」っていう一言がないつーのはどういうことだよ!
いや、銀さん大人だからね。別に誕生日なんて嬉しくないから。でも、あれだ。毎年言ってくれてるのに、今年だけ言われないつーのも気になるだろ。ホント別にどうでもいいんだけど、ケーキとかプレゼントとか期待してないし。一日普通に過ぎちゃって、もう夕飯も終わって新八もそろそろ帰りそうでハラハラしてるとかそんなこと全然ないし。
「あ、あの新八よー」
「はい?」
「きょ、今日って何日だっけー?」
「10日ですよ。それがどうかしましたか?」
「っ!!」
この野郎!知っててシカトしてやがるな?!
「銀ちゃん、今日がどうしたアルか?」
神楽、テメーもか!何、二人して銀さんの誕生日を祝わないってか。確かに最近ちょっと給料払わなかったりが続いたけど、それでも今月に入ってから幾らかは払っただろ。
「べっつにー!ホラ神楽は風呂入れよ。新八もさっさと帰れば」
「銀さん?」「銀ちゃん?」
「俺、先に寝るから」
不貞寝とかじゃないし。二人が困ったような顔をしたのが見えたけれど、今更引けもしないのでそのまま寝床に向かう。
「ごめんなさいー!」「ゴメンアル!」
二人に飛びつかれて、危うく床と顔面衝突しそうになった。なんとか回避したものの、踏ん張った足が痛い。向き直って危なかったじゃねぇかと言う前に、二人がしがみ付いて来た。
「銀ちゃん、怒ったアルか?」
「すいません。こんなつもりじゃなかったんです」
「あーいや、怒ってなんかねぇけどよ……銀さん寂しかったんだけど」
たぶん、これが一番の本音だ。
「僕たち銀さんの誕生日凄く祝いたかったんですよ?」
「そうヨ。本当は朝一番におめでとうって言いたかったネ」
「……言えばいいだろ」
「だって……私たち許してるけど許してないアルよ」
「は?」
「ピラ子さんの時、万事屋閉めるっていったでしょ?」
「いや!それは!」
「分かってます。分かってるけど、ショックだったんです」
「銀ちゃんが私たちを大事に思っててくれるのは分かるネ。だからこそだったっていうのも。でも、本当に悲しかったし悔しかったアル。銀ちゃんは私たちがいなくても平気なのかって」
「だから、ちょっと仕返しをしてやれって思って、銀さんの方から誕生日の話を振るまで、こっちからは絶対言わないって神楽ちゃんと決めたんです」
いや、それは違わなくね?とか思ったのだが、口に出せるはずもなく。
「銀さんだって、僕たちが銀さんの誕生日を祝わないなんて思わないでしょう?」
「そりゃあ、まあ」
そうでなけりゃ朝からそわそわしていない。
「でも、はっきりおめでとうって言ってほしかったんでしょう?」
「…………おう」
「それと同じで、僕たちも言って欲しい事あるんですよ。ね、神楽ちゃん?」
「そうヨ。いつも私たちに言わせてるのはズルイネ」
表情だけは可愛らしい子供そのものだが、完全に俺を追い詰めていて言わないという選択肢はどこにもない。
「銀さん?」「銀ちゃん?」
「あー、もう!あん時はスイマセンでした!これからも俺と一緒にいて下さい!これでいいかよコンチクショー!」
お前らの気持ちは分かるけど、この歳にもなってこんなこっ恥ずかしいこと言う身にもなってみろ!
「銀さん誕生日おめでとうございます!」
「銀ちゃん誕生日おめでとうネ!」
「神楽!痛い!分かったから離せ、骨折れるゥゥゥ!」
「あ、ゴメンアル」
骨折の危機を免れた俺はぐったりと座り込む。あれ、今日俺の誕生日だよな?何で俺こんな肉体的にも精神的に疲れてんの。言っておくが、自業自得という言葉は認めない。
「実はケーキをお登勢さんに預かってもらってるんです。皆で一緒に食べましょうか」
「マジでか。早く言えよそういうことは!」
「あ、内緒で食べちゃえば良かったアルな」
「オイ!」
「冗談ヨ。早く行くアル」
逃がすものかとばかりに両手をしっかりと掴まれ連行されているような状態だが、まあ今日は悪い気はしない。というか、離さないのは俺の方だ。
「新八神楽、ありがとう」
――これから先もずっとこうして繋がっていられますように。
『Happy Birthday!』
* * *
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